SONYがeスポーツへのベッティングシステムの特許を出願

ソニーは、PlayStationユーザーがesportsライブイベントに賭けることができるギャンブルシステムの特許を出願しています。

ソニーは、ゲーム機で遊ぶプレイヤーがそのプラットフォームでeスポーツへの賭け/ベッティングができるような自動システムを計画しています。この特許は、ソニー・インタラクティブエンタテインメントが2019年8月11日に出願していたもので、この5月13日に特許データベース・Patentscopeで公開されました。タイトルは “E-Sports Betting Platform “となっています。

パテントの内容を項目として挙げると以下のようなものとなっています。

  • 掛け金として扱えるものは金銭だけでなく,ゲーム内アイテム,NFT,仮想通貨などのNon-Pecuniary(非金銭的)な取引も利用可能。
  • 賭けの内容は単純に勝敗を予想するだけではなく「特定の時間内」「特定の状況下」「クリアする条件」から生み出される結果にもデータを提供し賭けの対象とすることができ、友人や他の観客を相手に賭けを行うシステムについても記載されています。
  • 選手やeチームの過去の成績をもとに機械学習によってシステムが提供したオッズや、観客が自分で設定したオッズを共有プレイヤーとシェアできます。
  • このシステムはPlayStationだけでなく,Microsoftや任天堂製のコンソール機や,PC向けの各種OS,VRヘッドセットなど,ネットワークを介してサーバーに接続しうる様々なデバイスでも動作しうる特許であることも明記されています。

この特許は、理論的には、今年初めにSONYが共同で買収した格闘ゲーム大会「EVO」で開催されるようなeSportsゲームのライブマッチベッティングを可能にするために使用することができます。

今回の特許は、ソニーの他の多くの特許と同様に、このようなシステムの開発実現を示すものではありません。

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